こんにちは。小さな会社のWEB集客を応援するメディア、WEB-SUP編集長の田村です。
Google などを利用して、「検索する」という行為が、わたし達の生活に浸透した現在、検索結果の上位に表示されるか否かは、ホームページの目標達成に大きく左右されます。
それは、多くの場合、ビジネスの成功にも直結しているはずです。
検索結果の表示順位を上げる技術である、SEO対策について、知っているか知らないかでは、同じようにサイトを運営していた場合、天と地ほどの差が生まれます。
まずは、SEO対策の概要と特徴、なぜ上位を狙う必要があるのか?
ということを抑えておきましょう。
SEO対策とは何なのか?
SEO対策の「SEO」とは、「”Search Engine Optimization”(サーチ・エンジン・オプティマゼーション)」の略で、検索エンジン最適化を意味する言葉です。
Google などの検索エンジンのルールに最適化(Optimization)したWEBサイトを制作することで、検索結果の上位に表示させ、訪問者数を増加させることを目的としています。
直接URLを叩いて、ホームページへ訪問する人がどれだけいるのでしょうか?
ほとんど存在しませんよね。
検索結果からホームページへ訪問するようになった現在では、検索結果に表示されていなければ、閲覧されることはまずありません。
そのサイトは無いも同然なのです。
また、記事内容に合った検索結果で上位に表示されなければ、すぐに離脱されてしまいます。
例えば、
「SEO」で検索して、検索結果で上位のページをクリックしてみたら、サプリメントの紹介記事だった…
みたいなことです。
実際は、こんなことはあり得ませんが、これに近いことはまだ行われています。
いわゆる、「釣り記事(だまし記事)」のようなものが多数存在しています。
ですので、わたし達は、閲覧者が求めているものと、サイトのコンテンツをマッチングさせる必要があります。
求めているものと、提供しているものが一致していれば、高い確率でお問い合わせや、読者登録などのアクションが期待できます。
SEO対策は、ホームページやブログが目的を達成するために必要不可欠なのです。
目的を持たずにサイトを運営している人なんて世の中に存在しません。
サイトを作って閲覧してもらうための、最優先事項はSEOの考え方なのです。
また、高い成果を上げるためにも、必要な技術です。
SEO対策すべき検索エンジンはどれ?
検索エンジンの種類は、Google や Yahoo!、Bing(Microsoft)など様々あります。
2018年現在の日本に於ける検索エンジンのシェア率は、Googleと Yahoo!で90% 越えとなっています。
Google と Yahoo!は、検索ロボットが同じものなので、SEO対策をするときは、Googleだけ考えれば良いです。
Bingが約5%前後、Baiduなど他の検索エンジンが残りの5%弱です。
引用:http://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan
引用元サイトの StatCounter Global Stats は、
ブラウザ、スマホのOS、検索エンジンなどのシェア率を地域別・期間別に閲覧することができるサービスです。
ただ、データのソースは StatCounter というアクセス解析ソフトがインストールされたサイトなので、照会の結果は参考程度にとどめておくと良いと思います。
少し、話が逸れてしまいましたね。本題に戻ります。
日本でSEO対策するときは、Google のことを考えておけば間違いないでしょう。
しかし、利用シェアは、時代と共に変化するものです。
ひと昔まえは、Yahoo!検索一強時代だったように…
もしからしたら今後は、スマートスピーカー対策をすることが最重要になる時代が来るかもしれません。
国によって検索エンジンの利用シェアは異なります。特に、Google や Bing を輩出しているアメリカの動向にはアンテナを向けておく必要があるでしょう。
SEO対策をすべき4つの理由
SEO対策は正しく、実践することができれば、多大なコストが掛かる広告宣伝を不要にしたり、営業人件費のコストを下げることに繋がります。
SEO対策をすべき4つの理由を知っておきましょう。
1.マッチング率の高い消費者を集客できる
SEO対策を行うと、自社の商品・サービスに関連する「キーワードを検索した人」を集客することができます。
ほかの集客手段に比べ、高い確率で行動してくれます。
例えば、
「肩こり 解決 方法」や「肩こり 専門」などのキーワードを検索した人は、「肩こりを治したい」だけではなく、肩こりを治してくれる整体院や、専門医院を探すために情報収集をしている人です。
そのため、「肩こり解決」をサービスとして提供しているホームページやブログ記事が、検索キーワードで上位表示されれば、訪問者が増えるだけではなく、来院する確率も上がることが期待できます。
2.信頼が高まり、利用者に安心してもらえる
検索結果の上位に表示されることは、多くの人に見てもらえるだけではなく、消費者の信頼感を高めることにも繋がります。
検索結果の利用状況を調査してみると、
「1番上に表示されているから、大丈夫だと思った。」
「1番上のサイトは信用できるから」
という答えが多いのです。
あなた自身も検索したら、まずは1位に表示されているものをクリック(タップ)すると思います。
人は無意識のうちに自分がよく利用する検索エンジンのことを信用し、「Googleからお墨付き」もらっているサイトだからまずは1位のサイトを見てみる。という行動をします。
多くの人は、検索結果の順位を、コンテンツの価値指標としてだけではなく、信用の良し悪しの指標としても利用しているのです。
3.長期に渡って、安定した集客ができる
昔のSEO対策は順位が安定しませんでした。
「検索エンジンをだます」ような小手先のSEO対策(ブラックハットSEOと言います)を実施しては、順位の変動を確認して、一喜一憂していました。
ブラックハットSEOだと、検索エンジンに対処されるたびに効果を失い順位が下降していました。そしてまた、対策する。という、いたちごっこが繰り広げられていたのです。
しかし、現在では検索エンジンの技術が飛躍的に進歩したことで、消費者の求めているページが上位に表示されるようになりました。
評価基準が安定した現在、「本質」に沿った対策を行えば、その順位は安定します。
その結果、安定的な集客が可能になりました。
1度検索結果の上位に表示されるようになれば、長期に渡り安定した集客ができるようになるでしょう。
4.集客コストを、大幅に下げられる
正しいSEO対策は、サイトの信頼を高め、反応率の高い利用者を長期に渡り、安定して集客できます。
ですので、ノウハウさえ身に着けてしまえば、集客コストを大幅に下げることができるのです。
SEO対策には、「リンクを買う」というような、有料の施策もあります。(Googleによって非推奨とされています。バレた場合は、ペナルティをうけます。)
しかし、わたし達が指導させていただいたお客様で、お金をかけてSEO施策をした方は一人もいません。
中には、6ヵ月で月1.5万人、1年で月2万人ほどが訪れるWEBサイトに育てた方もいらっしゃいます。
SEO業者やSEOコンサルなんていらないのです。
あなたの業種には、あなたの業種のSEOが必要です。
あなた自身がそのノウハウを身に着けることで、末永くWEBサイトで集客できるようになるのです。
それはすなわち、集客コストを下げることに繋がりますよね。
SEO対策にだって弱点がある?!弱点とその解決策
ホームページやブログにとって、非常に大きな力となるSEO対策ですが、SEO対策にも弱点はあります。
その弱点を理解し、しっかりと解決策を知ると、より確実に成果を上がられるようになるでしょう。
1.効果が出るまでに一定の時間が必要
一般的にWEBサイトはリリース後、半年ほど評価をしてもらえません。
評価をしているのはクローラーです。
所説ありますが、ブログサイトであれば、100記事ほど書かないとインデックスしてもらえない。という情報もあります。
なぜなら、無限に増え続けるホームページやブログ記事の中から、検索エンジンが新しいWEBサイトを見つけるまでには、時間が必要であり、また一定期間運用できているホームぺージのほうが、多くの人が利用し、支持しているとされ、高い評価を得られているのです。
時間という評価を稼ぐ
解決策としては、評価が高まらない時期は、広告を併用すること。
また、個人サイトやブログであれば、閲覧されていないことを逆手にとり、未完成であってもできるだけ早く公開してしまうことで、「時間」という評価を稼ぐことができます。
2.対応しきれない外的要因の存在
- 狙いたいキーワードの検索件数がそもそも少ない。
- 競合となるWEBサイトが強すぎ。
などなど、対応しきれない外的要因があります。
しかし、Google Analytics(グーグル アナリティクス)のような解析ツールを利用することで、さまざまなデータを簡単に取得できるため、検索件数が多く、ライバルの少ない「お宝キーワード」を探す。ということもできます。
当メディアでは、さまざまなリスクを避け、外的要因にも負けない大きな成果を上げる方法を解説していきます。
3.あくまでも「仮説」であり、「正解」を知る術がない
Google などの主な検索エンジンは、意図的に検索順位を操作するすべての行為を禁じています。
そのため、検索結果に影響を及ぼすような、検索順位の決定要因は、トップシークレットで絶対に表にでることの無い情報です。
つまり、SEO対策をするための、すべての手法は「仮説」なのです。
SEOの権威の人が話している内容や、たくさん出ているSEOの書籍の内容はすべて「仮説」であると断定できます。
そこで、わたし達メディアは、わたし達が実際に行っている手法と、多くのお客様の動向の中で、一定以上の率で成果を上げた方法と、Google が出している公式発表(ウェブマスター向けガイドライン)を照らし合わせ、これからも長く効果を発揮する、正しい手法のみを提供していきます。
なぜ検索結果で上位を目指すのか?
「2位じゃダメなんですか?」
2010年の流行語ノミネートワードです。懐かしいですね。もう8年も前ですよ…
あるキーワードの検索結果で2位を取る。
それでも充分な、流入は見込めるのですが、1位と2位だと、かなり差が広がってしまうのです。
下記の引用を見てください。
2017年に調査された検索順位別 クリック率 の平均データです。
引用:Announcing: 2017 Google Search Click Through Rate Study
米 Internet Marketing Ninjas 社が2017年夏に調査したデータ。
これによると、グーグルの検索結果でのクリック率(CTR)は、次のような数値であったと公開されています。
・調査期間は3か月間
・2万件の検索クエリを対象
・6400万回以上の表示と400万回以上のクリックを分析
・BtoCとBtoBで幅広く調査2017年の調査では検索1位表示のクリック率は21.12%
数値をまとめると、次のようなことが見えてきます。
- 検索結果で1位表示のクリック率は21.12%で、2位になると10.65%でほぼ半分のクリック率
- 1位から10位の記事のいずれかをクリックした人の中で、上位3位をクリックした人の割合は約68%
- 1位から10位のクリック率を合計すると57.79%で、何もクリックせずに検索を終えた人は約30%
- 11位〜20位も1.4〜1.2%あたりの数値が続く
例えば、月間で1000回検索されるSEOキーワードなら、検索結果1位表示であれば、月/約200回クリックされます。
ですが、検索2位なら半分の、約100回。
検索10位以下なら約15回未満となってしまいます。
ですので、クリックされるコンテンツ(ブログ記事)であるためには、「検索10位以内に入れば良い(1ページ目以内)」というレベルではなく、検索3位以内(1ページ目の上位)、できれば1位を狙ったコンテンツ作りが必要となってきます。
そのためには、曖昧なSEOキーワードでコンテンツを作るのではなく、ピンポイントなSEOキーワードでコンテンツを作ることが大切だということがわかります。
ひとつのWEBページ(ブログ記事)で、多岐にわたるジャンルのことをいろいろ書く。ではなく、ひとつのことをより詳しく書いて、相手にがっつり伝えてあげる・相手のお悩みをがっつり解決してあげる。ということがポイントです。
まとめ
SEO対策の知識はWEBサイト運営者、ブログ運営者には必須である、ということをご理解いただけたかと思います。
検索エンジンを使うことが、生活の一部となった現在、検索する機会はどんどん増えています。
しかし、検索結果の上位に表示されていないページは、見てもらうことが出来ないので、無いもの同然です。
しかし、正しいSEOの手法を行うことで、上位に表示される確率はぐんとあがるでしょう。
わたし達は、小さな会社ほど、SEO対策をするべきだと考えています。
それも、コストが掛からない手法をつかい、それを続けることで、自社のノウハウとなり、長きに渡ったWEB集客が可能となるのです。
大きな可能性を持ったSEO対策について、再現性が高く、長く効果を発揮する手法を、このメディアでお伝えしていきます。
小さな会社が、ホームページやブログで集客をできるようになることは、ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)であると考えています。
わたし達といっしょに日本を底からささえる継続企業のひとつになりましょう!
投稿者プロフィール
-
WEB制作会社Co-Tam.Inc代表の田村巧次です。
創業当初から、金で買うSEOを良しとせず、その時々の Google ガイドラインに沿ったSEO(ホワイトハットSEO)のみをクライアント提案。 制作したWEBサイトは、一切ペナルティを受けず、9割以上がキーワード検索で1位を獲得。どれもすべて効果の高いキーワードを選定する。制作会社の枠にとどまらず、2011年より、企業の情報発信の重要さをクライアントに提示。
「SEOの知識を正しく活用できれば、必ず集客の力になってくれます。」
- 中小企業庁 中小企業デジタル応援隊事業 IT専門家(I00024525)
- WACA認定WEB解析士・上級ウェブ解析士
- SEOコンサルタント
- 米国Google認定 GAIQ(*1)(認定資格ID:28179066)
(*1) Google Analytics Individual Qualification - Google モバイルサイト認定(認定資格ID:36523368)
- Webクリエイター能力手認定試験エキスパート
- ネットマーケティング検定取得
WEB利用・技術認定委員会主催 - 国家資格:システムアドミニストレータ(現ITパスポート)
- デジタルハリウッドスクールphp TA/講師(2009~2012)
最新の投稿
- コンテンツマーケティング2020年8月22日なぜ7日間なの?ステップメール作成講座
- コンテンツマーケティング2020年8月22日ホワイトペーパーの作り方講座【初級編】
- コンテンツマーケティング2020年4月22日コンテンツマーケティングで「購入」してもらう為に必須な2つのこと。
- コンテンツマーケティング2020年4月21日コンテンツマーケティングにおける「検討」とは?
コメント