こんにちは。小さな会社のWEB集客を応援するメディア、WEB-SUP編集長の田村です。
Google などを利用して、「検索する」という行動自体が、生活の一部と化した現在、検索結果の上位に表示されるか否かは、多くの場合、ビジネスの成功にも直結しています。
2011年頃までは、SEO対策はGoogleやYahoo!を騙す行為が主流でした。
その行為は、結果としてユーザーフレンドリーでは無く、SEO業者本意でしかありません。
そのような状況をGoogleが放っておくはずもなく、現在(2018年)では検索エンジンを騙すことを主流としていた、SEO業者はほぼ淘汰されたと考えます。
しかし、未だにSEOからのFAX DMや、営業電話というのを経験している方が多くいます。
あなたもそんな経験があると思います。
SEO業者からの営業の話を聞いていると、横文字の小難しいことを言ってくる。
- 質の高いリンクを自社独自で用意があって、それを御社ページに貼ることができます。
- お送りしたグラフをみてください。リンクの効果が一目瞭然ですよね?
- コンテンツSEOの為のSEOを熟知したライターも在籍しています。
- 云々
大体こんなことを言って、クロージングのキメ言葉。
「成果報酬型もご用意がありますので、お気軽に使ってみてください。」
そもそもリンクを貼って放っておけば、自然に検索順位に変動があるものです。
リンクを貼らなくたって、Googleのロジック改変があれば、検索順位変動なんて簡単におきています。
そのタイミングで、ひょっこり上位に表示されて、またすぐもとの順位に戻った。なんて話しも良く聞く話しです。
SEOあるあるです。
そこに目を付けたSEO業者が、「成果報酬型」を謳い文句としてあなたに近寄ってくるのです。
いらない。
そんななにも生み出さないSEO業者はいらない。
リンクを貼って、なんの努力もせず、お金だけむしり取っていくようなSEO業者は、世の中に存在してはいけません。
あなたもそうは思いませんか?
SEO対策は誰でもできるんです。
あなたは、SEO対策をするためには、「専門的な知識が必要だ。」と思っていませんか?
実はそこまで専門的な知識は必要ありません。
ここでは、SEO対策の基本的な4つの作業と、必要な技術を確認しましょう。
1.適切な環境を準備する
WEBサイトのシステムやサーバーによっては、SEO対策の効果が下がってしまうので、制作前に、しっかりと作成環境を整える必要があります。
また、WEBサイトの構造によっては、検索エンジンに適切に評価されないので、構造設計も大切です。
システムやサーバーは便利なサービスがあるので、選ぶ際のポイントを押さえれば問題ありません。
また、構造設計も方法を理解すれば、専門技術は必要ありません。
2.良質なコンテンツを制作する
作成環境というのは、SEO対策の土台です。
土台があって初めて、コンテンツが生きてきます。
逆に言うと、土台だけ素晴らしいものでも、コンテンツが無ければ話になりません。
無料ブログではだめなのです。
理由はこちらで詳しく説明しているので、ご確認ください。
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成果を出すには、ニーズがありライバルに勝てる分野で、正しい文法のコンテンツを制作する必要があります。
この点に関してもニーズは無料のツールで簡単に調べられます。
ツールが無くても、あなたがあなたのお客様と向き合えていればどんなニーズがあるのか?は解るはずです。
また、きれいな画像素材よりテキストのほうが評価は高いので、文章を書くことができれば、まったく問題ありません。
文章が苦手な人でも大丈夫です。
現に、国語が苦手で、作文が超が付くほど大嫌いで苦手だったわたしがこうして記事を書けているのでなんの問題もありません。
学生時代の通知表が手元にあれば、公開したいくらいです。
Googleのウェブマスター向けガイドラインにも、テキスト重視であることが記載されています。
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja&ref_topic=6001981
3.正しい方法で外部リンクを収集する
過去のSEO対策の主軸であった、被リンク対策(外部リンクをもらう対策)ですが、2018年現在では、意図的なリンクは、ペナルティの対象になると明言されています。
本来の外部リンクの目指すべきところは、良いコンテンツには、自然と外部リンクが集まってくる。
ということです。
まずは、あなたの所属する団体や、業界紙のWEB版、地域紙からの紹介リンクを集めていきましょう。
タウンページなども考えられますね。
「チリも積もれば山となる」です。
今、あなたが、アメブロなどを運用しているのであれば、そこから自分のサイトや記事にリンクを貼って、アメブロユーザーからの流入を促しましょう。
アメブロだって、利用されてばかりじゃつまらないですよね。
こちらも利用してやりましょう。
アメブロに利用されてるの?と思った方は、こちらの記事を読んでみてください。
アメブロを筆頭とする無料ブログに搾取されていることがお解りいただけると思います。
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4.継続的に運用し続ける
どんなことにも当てはまることですが、1度で完璧な施策が実現できることは稀ですし、長期に渡って改善しながら運用していくことで、大きな成果が達成されるものです。
WEBには便利なツールがたくさんあるので、WEBサイトの改善はもちろん、運用もそこまで高度な知識や膨大な作業時間を必要とはしないでしょう。
まとめ
検索エンジンは専門家以外の味方です。
検索エンジンの価値は、いつでも利用者が求める情報に行きつけることにあります。
とはいえ、WEBの専門家が作成したコンテンツを、利用者が常に求めているとは限りません。
つまり、検索エンジンは、WEB専門家以外の人が作ったコンテンツも正当に評価できなれければ、その価値を保つことができないのです。
検索エンジンは「敵」ではなく「味方」です。その意識が大切。
検索エンジンの技術が低かったころ、検索エンジンをだます手法として、SEO対策業界は発展し、専門家の調査により見つかった検索エンジンのセキュリティホールを、専門的な技術を利用して攻撃していました。
そのようなことを生業(なりわい)としていた業者の多くは消え去り、今SEO業者として残っている会社は、「コンテンツSEO」をうたっています。
コンテンツSEOなんていうものは、あって無いようなものなのです。
なぜならコンテンツはあなた自身の中にあるからです。
SEO業者に頼らなくても、SEOはあなた自身で実施することができる時代なのです。
現在、検索エンジンをだます技術は廃れ、専門知識がない人が制作したコンテンツも正当に評価されるようになってきました。
価値のないWEBサイトやコンテンツの順位を操作しようとするSEO業者にとって、検索エンジンはだます対象であるとともに、ペナルティを課してくる「敵」となっています。
しかし、Googleが定めるガイドラインに沿ったコンテンツ作り、サイト制作をする人にとって、専門知識の不足を補ってくれ、正当な評価を与えてくれる味方となるのです。
何度もお伝えしていますが、SEO対策は、SEO業者のような専門家しかできない施策ではありません。
検索エンジンの技術が進歩し、コンテンツが正当に評価されるようになった現在、さまざまなツールが制作や運用を助けてくれるようになりました。
SEO対策は専門家でなくても充分に対応できる技術なのです。
そして、検索エンジンは、わたし達の味方なのです。
正しいSEOの手法を知り、正しい記事の書き方を知ることで、より良い方向へビジネスを進めることができます。
投稿者プロフィール
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WEB制作会社Co-Tam.Inc代表の田村巧次です。
創業当初から、金で買うSEOを良しとせず、その時々の Google ガイドラインに沿ったSEO(ホワイトハットSEO)のみをクライアント提案。 制作したWEBサイトは、一切ペナルティを受けず、9割以上がキーワード検索で1位を獲得。どれもすべて効果の高いキーワードを選定する。制作会社の枠にとどまらず、2011年より、企業の情報発信の重要さをクライアントに提示。
「SEOの知識を正しく活用できれば、必ず集客の力になってくれます。」
- 中小企業庁 中小企業デジタル応援隊事業 IT専門家(I00024525)
- WACA認定WEB解析士・上級ウェブ解析士
- SEOコンサルタント
- 米国Google認定 GAIQ(*1)(認定資格ID:28179066)
(*1) Google Analytics Individual Qualification - Google モバイルサイト認定(認定資格ID:36523368)
- Webクリエイター能力手認定試験エキスパート
- ネットマーケティング検定取得
WEB利用・技術認定委員会主催 - 国家資格:システムアドミニストレータ(現ITパスポート)
- デジタルハリウッドスクールphp TA/講師(2009~2012)
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