おはようございます。小さな会社のWEB集客を応援するメディア、WEB-SUPのひとり編集長です。
いつもは、深夜に書いていたのですが今回は気分を変えて朝にしてみました。捗りますね。
早起きが苦手なのですが、早起きしようかなぁ…なんて思うほど捗りますね。
さて、本題です。
Googleで上位表示するために、外部リンクを理解することは重要です。
しかし、たくさんのSEO関連記事で「質の高いコンテンツがあれば充分!」という趣向の内容が見受けられます。
コンテンツSEOと呼ぶことにしたSEO業者・業界の闇ですね。
ひたすらコンテンツを作成して、誰かの目に留まることをお祈りする方法が本当に効果的で効率の良いことなのでしょうか?
いきなりで恐縮ですが、まずはこちら「Googleが掲げる10の事実」をご覧ください。
Googleが掲げる10の事実、見出しを抜粋
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
引用:Googleが掲げる10の事実:https://www.google.com/intl/ja/about/philosophy.html
とても重要で、とても刺激的なことが書いてあります。
世の中には、知らないより、絶対に知っておいたほうが良いことってたくさんあると思います。
これは、その中のひとつです。
パーマリンクに「〇〇/philosophy(フィロソフィー)」と入っているところが、粋(いき)な感じがします。
「フィロソフィー」とは、
直訳すると「哲学」のことで、人の考え方や倫理観、人生の行動原則など広い意味で用いられることもあります。
また、企業経営とからめてフィロソフィー
という言葉を使う場合は、「経営哲学」や「経営理念/企業理念」を指します。
Googleは理念や理想を10項目にした訳では無く、客観的な「事実」であるとしています。
パーマリンクは philosophy(フィロソフィー)なんですけどね。←しつこい。
さて、
今回の記事は、「Googleが掲げる10の事実」に基づき、外部リンクの重要性と、方法ついて編集しました。
結論から言うと、外部リンクは意識すべきである。と断言します。
では、どんなリンクを貰うべきなのか?逆に貰ってはいけないリンクとは?
どうやってリンクを貰えばいいのか?
ということに触れていきます。
それでは、ご覧ください。
外部リンクとは?
外部リンクとは、WEB業界用語で良く聞く「被リンク」や「バックリンク」のことで、外部サイト(異なるドメインのサイト)から自分のサイトに貼られたリンクの事を言います。
もっと解りやすく言うと、誰かのブログ内で自分のサイトのURLが貼られるヤツ。です。
この外部リンクは、ホームページの人気度を図る指標として、Googleが公式に取り入れている重要な要素です。
「SEOでまだリンクのこと言ってんの?」
という方もいるでしょうが、被リンクが重要で無くなれば、「Googleが掲げる10の事実」がアップデートされます。
つまり、この外部リンクの数や質をもとに、Googleがホームページの評価をしている、という解釈ができます。
もちろん外部リンクだけでサイトが評価される訳ではありません。
しかし、たくさんある検索順位の決定要因のひとつには含まれているはずです。
良質な外部リンクをより多く貰うためには、良質なコンテンツを発信することが、SEOにおいて重要であり、検索上位表示には欠かせません。
なので、WEB集客を行う方は、外部リンクの重要性を「認識しておくこと」が大変重要となります。
ただ、外部リンクはSEO業者に悪用され続けてきたという歴史があります。
ですので、外部リンクを利用したSEO対策は正しくない手法の代表として扱われるようになっています。
SEOの良い手法、悪い手法はこちらをご確認ください。
(↑ちなみにこれは内部リンクですね。)
外部リンクを利用することは、本当に正しくないことなのでしょうか?
外部リンクの重要性について
冒頭でもお伝えしたとおり、外部リンクは、サイトの人気度を測る指標として Google が公式に採用してる重要な要素です。
先ほどご紹介した、「Googleが掲げる10の事実」の第4項にて証言されています。
冒頭より
Google は随時このリストを見直し、事実に変わりがないかどうかを確認しています。Google は、これらが事実であることを願い、常にこのとおりであるよう努めています。
:
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。
WEBサイトのコンテンツが Google の検索エンジンに評価されるためには、外部リンクが必要かつ重要である、という事が読み取れます。
様々なサイトから、より多くの外部リンクを獲得することで、人気度の高いサイトである。と認識されて、さらにGoogleに評価されるようになります。
Googleに評価されれば、検索結果の上位表示が期待できるので、WEB集客に於いて「外部リンクの重要性は高い」と言えるでしょう。
ところが、お察しの通り、外部リンクを何でも貰えば良い、というわけではありません。
外部リンクには良いリンクと悪いリンクがある
ホームページを運用してると、良いリンクと合わせて、悪質なリンクも自然と増えてきます。
良いリンク、悪いリンクとは何なのでしょうか。
良いリンク ⇒ 自然なリンク(ナチュラルリンク)
ナチュラルリンクなんて呼ばれています。
良質なコンテンツを発信し、そのコンテンツを広く宣伝して認知されることで、自然とユーザーにクリックしてもらえるリンクは良いリンクです。
Google「良いコンテンツは、自然に拡散されるでしょ?それはとても自然なことでしょ?」
ということです。
悪いリンク ⇒ 不自然なリンク(金で購入したリンクなど)
スパムリンクなどと呼ばれています。
自動生成サイトから自動的に付けられるような不自然なリンク(スパムリンク)は、Googleによって「意図的な悪質なリンク」である。と判断されます。
自動生成サイトとは、リンクだけがひたすら集められているサイトや、コンテンツが空っぽで誰の役にも立たないゴミくずサイトのことです。
昔とても流行っていました。サテライトサイトを100個作ろう!みたいなアレです。
わたし達がYahoo!をメインで利用していた時は、こういったサイトを良く見かけました。
悪いリンク、良いリンクの特徴を理解したうえで、外部リンクを集めることと、外部リンクの質を高めることがSEOに於いては重要です。
そのためには、定期的に被リンクをチェックして、スパムリンクがあれば、削除・否認するなどの対策も必要となる場合があります。
その方法は、また別の記事で書かせていただきます。
なので、外部リンク自体は悪いことではない
SEO業者は、検索結果を意図的に「操作」する手段として、外部リンクを利用し続けてきました。
その為、Google はWEBサイトの順位決定要因から外部リンクを外すことを検討しています。
しかし、検索エンジンが外部リンクをWEBサイトの評価に利用すること自体は、決して間違ったものではないと考えます。
だって、数値化できないものってありますよね。
人それぞれの好みとか、どんなコンテンツが人に好まれるのか?とか。被リンクはそうゆうものを体現していると思うのです。
- あの人の言っていることに共感したから・・・リンクを貼って紹介したいな。
- 人柄に惚れ込んだ!だからリンクで紹介する。
- 自分の意見の間逆の意見だけど、方向性はこの人といっしょだな・・・他の人にも読んでほしい。
みたいなことってありますよね。
良くないのは、検索結果を「操作」しようとする業者に悪用されてしまう点です。
そして、その悪用を止める手段が2018年現在ありません。
そのため、検索順位決定要因の外部リンクの重要度比率は今後も下がっていくでしょう。
しかし、正しく集まる外部リンクは評価されて然るべきものです。
あなたもそう思いませんか?
何度か触れてきた通り、検索順位決定要因の比率は下がってきていますが、今でも外部リンクの効果は残っており、適切に利用すれば、ペナルティを受けることも無いので、有効な対策となります。
2つのサイトがあって、同様の質と量で検索順位1位、2位を争っていた場合、外部リンクの数によって、ライバルサイトに勝つ。ということは十分にありえます。
正しい形で外部リンクの対策をすることは、間違った判断では無いでしょう。
外部リンクはGoogleからの評価UP!それ以外の効果も。
ここまでで触れてきた通り、外部リンクを貰うことは、Googleからの評価が上がり、検索結果上位化が見込めます。
恩恵はそれだけではありません。
クローラーの入口としての効果が期待できるのです。
運営をスタートしたばかりの評価が低いときに特に力を発揮してくれます。
WEBサイトやブログをスタートしたばかりの頃は Google からの評価が低く、なかなかクローラーが巡回しにこない為、WEBサイト自体やブログの記事が検索結果に反映されるまで、時間が掛かります。
巡回を少しでも早める方法はこちらをご覧ください。
Googleインデックスを早める6つの方法 WordPress編
そんな時、人気サイトからリンクを貼ってもらえると、より早く検索結果に反映されるようになります。
クローラーは、WEBページ間に貼られたリンクをたどり、その先にあるWEBサイトや記事ページを発見します。
そして、クローラーは人気サイトの情報を優先的に収集します。
人気サイトから外部リンクを貰うという事は、より早くクローラーに発見してもらえるようになるのです。
また、SEO対策以外でも外部リンクは集客に貢献します。
外部リンクを張ってもらえれば、SEO対策による検索エンジンからの訪問だけでなく、外部リンク自体をたどって来る訪問も期待できますよね。
また、外部サイトにリンクを張ってもらうことは、あなたのサイト自体の認知度の向上にもつながります。
サイト名やブランド名で検索して訪問してくれる人が増えたり、検索結果や広告のクリック率を高めてくれたりする効果も期待できます。
「あ、このサイトは見たことあるサイトだから、安心だな。」みたいな感じです。
適切に外部リンクを集めることは、Google からの評価を上げるだけでなく、求める成果を早く実現したり、検索エンジン以外の集客効果の向上につながる、重要な施策なのです。
アフィリエイターやブロガーが外部リンクを貰うことに、必死になっていた理由がわかりますよね。
外部リンクの集め方
評価を高めたりサイト運営初期に情報をより早く伝える為に、非常に重要な外部リンク。では、どのように集めたらよいのでしょうか?
自ら働きかける(外部対策を行う)ことでより多くの外部リンクの獲得を促すことが可能です。
例えば、Facebook や Twitter などのSNSを活用することも効果があります。
あなたのサイトに興味・関心あるユーザー(フォロワー)を集めたうえで、それらのユーザーに対して投稿すれば、共有されやすくなります。
そうすることで、より多くのユーザーに自サイトのコンテンツが認知されるので、外部リンクの獲得を促すことができます。
また、言うまでもありませんが、WEBサイト内にSNSボタンを設置して、サイト訪問ユーザーに記事をシェアして貰いやすくするのも外部リンクの獲得を促すのに効果的です。
このときに、WEBページや記事ごとに「対策キーワードを含むタイトル名にしておくこと」で、そのタイトル名がテキストリンクとなり、SEO効果が見込めます。
つまり、リンク先のページ内容(テーマ)が明確にわかるようなタイトル名にしておくこと。
そうすることで、参照するユーザー側のWEBページの利便性向上にもつながり、あなたの求めるユーザーが、あなたのサイトに訪れやすくなり、あなたのサイトのパフォーマンス向上が見込めるというわけです。
ページタイトルもとても大切。ということですね。
どんなタイトルが相応しいか?はこちらをご覧ください。
検索意図とは?インテントを知りコンテンツの質を高める。
しかし、それだけだはなかなかリンクが集まらないのが現状です。
下記に、いくつか他の方法をまとめてみました。
- 自身のWEBサイトと同じテーマのWEBサイトに寄稿してリンクをもらう
○○なテーマで記事が書けるので、御メディアに寄稿させてください。というのは、昔からよくある手段です。ちゃんと記事の最初と最後に、あなたのサイトへのリンクを貼らせてもらいましょう。寄稿先メディアが人気であればあるほど、効果があります。 - アメブロなど、無料ブログの記事内で、テキストリンクを張る
ビジネスに於ける無料ブログ利用価値はこれだけです。無料ブログであなたのビジネスにとって重要なコンテンツ配信することは、運営元の養分になるだけです。重要なことはあなたのブログで。それとは関係の無い趣味のことや、日記的なつづりは、無料ブログで。そこから関連する記事だけリンクを貼ればOKです。無料ブログからあなたのサイトへの訪問があれば、Googleはさらに評価をアップしてくれます。 - はてなぶっくマークなどソーシャルブックマークに登録する
はてぶもまだまだ効果があります。特に運営直後においては、サイトへの流入が見込めるのでやるべきです。初速3、4ブックマークしてもらえれば、新着エントリーに掲載されるので、そこからの流入が見込めます。 - 自身の所属する組合や、町のポータルサイトなどからリンクを貼ってもらう。
意外と外部リンクの恩恵があります。ちりも積もれば山となる。貼ってもらえそうな組合や所属団体にお願いしてみましょう。特に「.org や .or.jp」など非営利団体からのリンクは効果が高いと言われています。要は「信頼」を得ていると認識してもらえるのでしょう。 - NAVERまとめなどを活用する
利用しやすいだけあって、悪用されることも多く、Googleによって監視対象にされている可能性が高いです。一度ペナルティを受けるとGoogleからの信用を無くし、ブラックリストに載ってしまいます。まとめサービスなどで記事を制作する場合は、立場を明確にし、公正な内容にするよう努めましょう。 - 自身の業種のポータルサイトに登録する
店舗商売であれば、食べログだったり、ホットペッパービューティーだったり、アットコスメなど業種口コミサイトなどを「利用」しましょう。業種ポータルサイトに集客を頼る。のではなく、リンク効果を付加してもらう。と考えるべきです。ポータルサイトはあくまでも窓口を増やす為だけに「利用」しましょう。あなたのビジネスの根幹はあなたが握るべきです。
1~6全てに言えることなのですが、お金を払ってリンクを貼ってもらう行為は絶対にやめましょう。
今後無意味になることが予想されますので、お金をどぶに捨てているようなものです。
複数の方法がありますが、基本的にはSNSサービスを活用して、自然な被リンクを獲得していくことを軸としながら、外部リンクの獲得を進めていきましょう。
完全にコツコツやっていく戦略です。
ちなみに、SNSサービスを利用して外部リンクを獲得を促すことは、SEOだけでなく、コンテンツマーケティングにおいても重要な対策と言えます。
まとめ
外部リンクの重要性を理解したうえで、良質な外部リンクの獲得を目指しましょう。
良いリンクを増やすには、良質なコンテンツが不可欠です。
つまり、ユーザーの利便性を考慮した質の高いコンテンツを提供し、外部リンクが集まりやすいサイトにしながら、上位表示を目指すことがSEO対策において重要です。
Googleも言うように、リンクを貰うということは、「対策」ではなく「本質」です。
スポーツといっしょです。
野球でトップ選手になるためには、まずは身体を鍛える。そして、バッティングを伸ばしたいのであれば、テクニックを学び、体現する。いくらテクニックを学んだところで、一番重要な身体が出来上がっていなければ、なんの意味もありませんよね。
それといっしょです。
良いコンテンツを作ることが前提で、さらにリンクを意識してみることで、色々とできることが増えます。
ぜひ「被リンク」のことも頭の片隅に置いて、良いコンテンツを生み出していきましょう。
投稿者プロフィール
-
WEB制作会社Co-Tam.Inc代表の田村巧次です。
創業当初から、金で買うSEOを良しとせず、その時々の Google ガイドラインに沿ったSEO(ホワイトハットSEO)のみをクライアント提案。 制作したWEBサイトは、一切ペナルティを受けず、9割以上がキーワード検索で1位を獲得。どれもすべて効果の高いキーワードを選定する。制作会社の枠にとどまらず、2011年より、企業の情報発信の重要さをクライアントに提示。
「SEOの知識を正しく活用できれば、必ず集客の力になってくれます。」
- 中小企業庁 中小企業デジタル応援隊事業 IT専門家(I00024525)
- WACA認定WEB解析士・上級ウェブ解析士
- SEOコンサルタント
- 米国Google認定 GAIQ(*1)(認定資格ID:28179066)
(*1) Google Analytics Individual Qualification - Google モバイルサイト認定(認定資格ID:36523368)
- Webクリエイター能力手認定試験エキスパート
- ネットマーケティング検定取得
WEB利用・技術認定委員会主催 - 国家資格:システムアドミニストレータ(現ITパスポート)
- デジタルハリウッドスクールphp TA/講師(2009~2012)
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