こんにちは。小さな会社のWEB集客を応援するメディア、WEB-SUP編集長の田村です。
わたし達と一緒にビジネスを盛り上げているお客様から、
「イベントやセミナーの情報って毎回おなじ内容なのだけど、毎回書く必要ありますか?」
開催日付だけ変えて、イベント詳細ページを流用したい。ということですよね。
1分1秒でビジネスが大きく動く現代。
少しでも時間を短縮したい。言わばライフハッキングしたいということです。
とても良くわかります。
結論
結論から言うと、
毎回同じような内容でも「書く必要はある」
ということです。
どうゆうことなのでしょうか?
詳しく説明させていただきますね。
人は比較する生き物
人というのは、とにかく比較をします。
あなたも、こんな経験ありませんか?
- 引越業者を探すのに、口コミサイトや、「引越業者 比較」で検索をする。
- 旅行先のランチを決めるときに、食べログやRettyグルメなどの口コミサイトで比較してから決める。
- 家電製品を購入するときに、価格.comで口コミや値段を比較する。
- そのほかにも、住宅ローン金利比較。地域の学習塾の比較。車を買うときだって比較。
兎にも角にも比較をしてから購入をすると思います。
わたしもそうです。
つい先日スマホを買い換えるときに、比較サイトや口コミサイト、ガジェット系ブログなどで様々な知識を入れてから、自分に1番適しているスマホを選びたくて、多くの時間を比較検討に費やしました。
なぜ比較を好むのか?
人はなぜ比較をするのでしょうか?
これは、あなた自身に置き換えてみると簡単にわかると思います。
いかがでしょう?だいたい想像できましたか?
答えは、
「失敗したくないから」
です。
高額商品になればなるほど、比較検討時間は増えますよね。
家を建てるぞ!
となったときに、Google検索して、検索結果の1番上に表示されているから。という理由だけで、住宅メーカーや工務店さんを決めることはまず無いと思います。
検索だけにとどまらず、知人の口コミや、住宅メーカーが主催する様々なイベントに参加して、自分や家族のライフスタイルにあわせた住宅メーカー(工務店)を選択しますよね。
なぜ比較をし、情報収集するのか?
失敗したくないから。
ですよね。
イベント告知やセミナー告知もおなじ
今回ご質問いただいた、
イベントやセミナーの情報も同様です。
過去にどのようなセミナーをどのくらいの頻度で開催しているのか?
ということを調べると思います。
もっと言うと、人はファーストペンギンにはなりたくないのです。
引用:WEBLIOより
「ファーストペンギン」とは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。
転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。
日本でも、NHKの朝の連続ドラマでそのエピソードが紹介され、広く一般に知られるようになりました。
始めて開催されるセミナーやイベントへの参加は躊躇(ちゅうちょ)するということなのです。
特に日本の消費者にはその傾向が強いと言われています。
せっかく検討してくれているお客様を安心させてあげましょう。
そういった意味でも、過去のイベント情報やセミナー情報というものは、アーカイブとして残しておいてあげる。ということが大切です。
これは言わば、ユーザーフレンドリーなサイト設計なのです。
もし、あなたが今、セミナー情報やイベント情報ページを焼き増しして使っているのであれば、新たにページを作っていくことをオススメします。
それは、あなたのお客様を安心させてあげることに繋がるのです。
コピーするのがめんどくさいです。
これは論外です。
ビジネスが成功に近づく為、そのくらいの時間は惜しまずに行動しましょう。
なによりも、お客様の為なのですから。ね。
内容が被る場合がほとんどだけど大丈夫?
Google「コピー記事はパクリと見なすから、やらないでね。」
なんてことを聞いたことがあるSEOに詳しい方だと、この疑問にたどり着きます。
しかし、Googleはこのように明示しています。
引用:https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/07/google.html
ユーザーにとってあまり価値のないサイト、利便性の低いサイト、他のサイトからのコピーで構成されているようなサイトの掲載順位は下がります。
「他サイトからのコピー」で構成されているようなサイトである場合は、掲載順位を下げる。
と。
ですので、自分のサイト内で情報が被っていても差ほど問題は無いでしょう。
開催している日時は絶対に異なるはずですし、全てに於いて同様の情報となる告知なんてあり得ません。
ポイントは、あくまでも「自然な状態であること」というのがとても大切です。
やったことの無いようなイベントを何回も開催しているように見せる。というのは自然ではありませんよね?
こうゆうことはしてはダメです。
わたし達の結論は、「自然であれば同じ内容でも大丈夫」ということです。
まとめ
過去のイベントやセミナー情報をアーカイブとして掲載していくこと。なぜなら人はファーストペンギンにはなりたくないから。
内容が全く同じ内容のイベント・セミナー情報でも、掲載することをオススメする。なぜなら、それが「自然」だから。
もし、あなたが今、過去のセミナー情報やイベント情報ページを日付だけ変えて、焼き増ししているのであれば、新たにページを作り、あなたのお客様を安心させてあげてくださいね。
こちらでも、口コミの比較について書いています。もしよかったら、見てみてください。
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投稿者プロフィール
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WEB制作会社Co-Tam.Inc代表の田村巧次です。
創業当初から、金で買うSEOを良しとせず、その時々の Google ガイドラインに沿ったSEO(ホワイトハットSEO)のみをクライアント提案。 制作したWEBサイトは、一切ペナルティを受けず、9割以上がキーワード検索で1位を獲得。どれもすべて効果の高いキーワードを選定する。制作会社の枠にとどまらず、2011年より、企業の情報発信の重要さをクライアントに提示。
「SEOの知識を正しく活用できれば、必ず集客の力になってくれます。」
- 中小企業庁 中小企業デジタル応援隊事業 IT専門家(I00024525)
- WACA認定WEB解析士・上級ウェブ解析士
- SEOコンサルタント
- 米国Google認定 GAIQ(*1)(認定資格ID:28179066)
(*1) Google Analytics Individual Qualification - Google モバイルサイト認定(認定資格ID:36523368)
- Webクリエイター能力手認定試験エキスパート
- ネットマーケティング検定取得
WEB利用・技術認定委員会主催 - 国家資格:システムアドミニストレータ(現ITパスポート)
- デジタルハリウッドスクールphp TA/講師(2009~2012)
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